こもり女子Polar Star

ひきこもり女子としての色々。

人生を方向転換させてくれたHSPの本

 

私は今まで引きこもり、鬱、生き辛さ、そういうことに関して

本当に沢山の情報を集めてきました。

 

その中でも実際役に立つ情報と、そうでない情報というのはあります。

当然ですが。

 

その時にだけ、必要なものであったり。

他の誰かには合うものであっても、自分には合わないものだったり。

 

ようは自分に合うものがいちばん大事、という身も蓋もない話ではありますが。

 

 

その色々な情報に触れてきた中で、自分にとっていちばん重要だったものって何なのかなぁと考えてみて、今回の本を紹介してみようと思いました。

 

個人的に、人生を変えた、というと大げさですが

生き方を変えるきっかけになった

つまり、自分に合う生き方を知るきっかけになった本を紹介してみようかと思います。

 

 

最初に出会ったのはアダルトチルドレンの本

その前に一つ、自分が子供の頃に読んだ本で「アダルトチルドレン」の概念を知ったことは、まずは一つの大きな、自分を救うきっかけにはなりました。

 

こちらは確か「心を殴られた子供たち」という名前だったか。

姉の部屋で偶然読んだ心理学の本です。

中学生ぐらいの歳の時でしょうか。

ちょうど不登校で、ほぼ外に出られない時でした。

 

その時に知った、

「自分が悪いわけではない、自分を責めてはいけない、自分を大切にすること」

 

そういう考え方を知らなかったら、私はとりあえず不登校を抜け出して、高校に行くこと、バイトをすること、などはできなかったと思います。

 

そう思うとこの本がまずは人生を変えた一冊目、ということになるでしょうか。

 

比較的若いうちにこういう情報を知れたことは、自分はラッキーだったのかなぁと、今になれば思います。

 

 

その後に出会ったHSPの本

ですが、もう一度人生に躓き、その時は今度こそ精神的にもう浮上できないぐらいになりました。

 

その時に知ったのが、こちらの本。

 

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫) | エレイン・N・アーロン, Elain N.Aron, 冨田 香里 |本 | 通販 | Amazon

(…今は表紙が変わっているんですね。元々は青いテディベアの表紙で素敵でした)

 

 

今では当たり前に言われるようになった「HSP」という言葉。

 

この言葉がいちばん最初に語られた本だと思います。

 

HSPというのは「Highly Sensitive Person」

「刺激に敏感すぎる人たち」

 

ということですが。

 

よく、ネット上でもセルフチェックみたいなのがありますね。

 

あれをやって、確かにすごく当てはまるけれど、ネット上の情報だけではとても簡単に終わってしまう感じがしていました。この本が出てきた当時の話です。

 

HSPという概念が初めて入ってきた頃なのだと思いますが、その頃は本当にまだ情報が少なくて、実態がよく理解できないままでした。

 

なのである時図書館でこの本を借りて、ちゃんと読んでみたんです。

そうしたら、目から鱗が落ちました。

 

 

HSPとしては真逆の生き方をしてきたことに気づいた

 

刺激に敏感な人へのアドバイスとしては、とにかく

「極力、刺激を減らしていくこと」。

そういうことが強調して書かれていたように思います。

 

これはなんだか簡単なことのように思えますが、

 

生活の全てが刺激だということにまで、考えが及んでいませんでした。当時は。

 

そして、今まで自分は真逆の生き方を自分に強いてきた、ということに気づいて、大きな衝撃を受けました。

 

 

 

というのは。

私は不登校児でしたので、とにかく人並みにならなければ、という思いがとても強かったです。十代から二十代の頃の話ですが。

 

その頃は、自分が頑張れないのは体力がないからだ、と思っていました。

ずっと家に引きこもって動かなかったから、とも。

 

だから、他の人以上に動いて、スケジュールも目いっぱい詰め込んで、

少しずつ自分の限界を伸ばしていくようにしないと…と、

まるでアスリートみたいな考えを持っていました。

 

少しの無理が体力・気力を鍛えるはずだと、本気で思っていました。

なので辛くても頑張ったし、頑張るしかないし、無理することに慣れないといけない、と思ってやってました。

 

そうやっていくうちにきっと人並みに動けるようになるはずだ、と信じていました。

 

実際、その無理のおかげで外に出れてた、というのはあるとは思うのですが。

 

 

そんなことを続けていれば、

・・・そりゃあ、鬱になりますよね、って感じです。

いま思うと。

 

 

それが、その本には真逆のことが書かれていました。

 

たとえば買い物に出かけたとして、

私は鬱になる以前には、出かけた日には目いっぱい、

朝から夜まで食事以外はずっと歩きっぱなし、次から次へと店に入って…

ということを当たり前にやっていました。

 

 

けれど本の中には、

外に出かけたらなるべく、刺激の多いところでは特にこまめに休憩すること…

というようなことが書かれていたんです。

 

そしてなるべく無理はせず、早く帰ること。

必要最低限の用事に済ませること。

そんな風に書かれていました。

 

それを読んで、自分がやっていたことは、体力をつけるとかそんなことじゃなく、

刺激過多の中に自分を放り込んでただ消耗させていただけなんだ、とはじめて気づきました。

 

今までの生き方そのものが、自分の特性と真逆の方向性に向かって突っ走っていたんだなぁと。

 

だからいくら頑張ってもいっこうに他の人みたいに動けるようにならないし、体力もつかないし、それどころか、病気にもなるし。

 

なので「頑張ればなんでもできる!」みたいな根性論を、真正面から真に受けてはいけない、ということですね。

もちろん人によっては、という話なんですが。

 

 

無理をせずに生きる方向へ

「死ぬ気でやればなんでもできる!」

みたいな言葉も聞いたりします。

 

私は、意外とそういう言葉を本気で信じたりする方でした…笑

(結構中身は体育会系なのかも…)

 

 

けど、今は考えを変えてます。

 

「死ぬ気でやったら、死ぬ」

 

ということで。

 

どうせならやっぱり、生きる気持ちでやれないことは、

所詮その場しのぎ、いつか必ず崩れる砂の城が出来るだけかもしれないです。

 

一時的にはアリかもしれないと思いますが。

そういう火事場の馬鹿力は、普段使いすることは間違っているのではないかな、と

最近は全く無理をしない生活になっております。

(それはそれで、また、という話でもありますが)

 

 

だからなんとか楽に生きられる生き方へ、という方向性へシフト転換していきました。

 

そのきっかけになってくれたのがこの、HSPの本との出会いだったと思います。

 

それを読んだ時は鬱が重い時だったので、自分を守ること、癒すことにもとても役に立ちました。

 

もちろん、読んですぐに受け入れて、実行できたわけではないんですが…

 

少しずつ、刺激を減らす方向へと生活を変えていったら、驚くほど生きることが楽になったと思っています。

 

 

まとめ

今は発達障害の方で、感覚過敏ということはよく言われています。

当時は発達障害に関する情報も少なく、自分が発達障害ということもあまり意識していなかったので。

 

私はそのHSPという方から入って、発達障害かもな、というところに行き着いた感じでした。

 

そして、日本人にはHSPがとても多いとのこと。

(これは国民性もあると思います)

 

引きこもりの方にも発達障害はとても多いと思いますが、HSPもまた多いだろうと思っています。

 

なので、自分のそういう気質、そして自分に合う生き方を自分で知っていくことは、

生き辛さを軽減させていくヒントになると思っています。

 

 

その場合には発達障害とかHSPとかアダルトチルドレンとか、そういう名称・カテゴリなんかはそんなに重要ではなくて、その中から自分に合った情報を取捨選択していく、そういうのがいちばん大事かな、と思います。

 

最終的には自分が楽に生きていければ、それでいいのだと思います。

 

そのヒントになるなら、どんな考えでも一度触れて、取り込んでみる。

そして、合わない部分は切り捨てて、余計なものを削ぎ落としていけば、

自分に必要なものだけが残る、とてもシンプルな生き方ができるんじゃないかと

最近はそんな風に思っています。

 

 

長くなってしまいましたが。

 

最近はHSPに関してもコミックエッセイなども出ているようなので、昔よりは情報が多くていいのかな、と思います。

 

HSP、もしもまだご存じない方がいれば、一度調べてみるのも良いのではないかと思います。

 

 

本家UXひきこもり女子会は熱量が違う

 

「ひきこもり女子会in表参道」に参加して参りました。

 

本当はこれは女子会としては3回目の参加で、この前にもう一箇所参加していた会があるのですが、

なんとなくこれは今の勢いのまま上げた方がいいような気がして先にアップしてみます。

 

女子会のレポートばっかりのブログになってますがご了承くださいませ。

 

 

主催者は本家本元「ひきこもりUX会議」

というわけで、ひきこもり女子会in表参道です。

こちらはひきこもり女子会を広めた本家本元「ひきこもりUX会議」のスタッフの方々が主催している女子会です。

 

ひきこもりUX会議って何じゃい、という方はこちら↓

一般社団法人ひきこもりUX会議 | オフィシャルサイト

 

2014年から始まったと言っていましたかね。

私はちょうどその頃当事者会に参加していた頃で、このUX会議の第一回を見に行きました。

スケールが凄かったです。

確か大きなホールで、何百人?規模だったのかな。

引きこもりって本当にこんなにいるんだ!って思った記憶があります。

 

 

参加した印象

さて、そんな今回の女子会も、おそらく知名度があるのでしょうか。

参加者が約80名前後と、かなりの大人数でした。

 

会場に着いたのは五分前ぐらいなのですが、一瞬帰ろうかなと思ったぐらい。

こんなに参加者いるの?と思ったのが最初の印象です。

 

ですが、さすがは慣れていらっしゃるスタッフの方々、場の作り方がすごく上手いなと思いました。

司会進行で前に出ていたお二人はとても穏やかで明るく、親しみやすさを感じさせる人柄で。

 

とは言っても、自分の経験を語る時には熱く、熱量が込められていたりして、そういうところがとても胸に刺さりました。

 

 

前半~グループトークの入り方が自然

前半は手短かに纏められた主催者の方の引きこもりの体験談。

それが、やはり自分の経験とも重なる部分が多くて、私は今ではそんなに重苦しい感情は感じないのですが、当時を思い出して、やっぱりちょっと泣きそうになりました。

 

そしてたぶん、この会場にいるほとんどの人たちが、多かれ少なかれきっと同じような経験をしているんだなと思うと、上手く言えないのですが、一体感のようなものを感じて。

そうか、皆同じ仲間だ、と思えたり。

 

 

そしてそうやって気持ちが入ったところでの、グループトーク開始という流れが、よく考えられているなぁ~とか一人感心していました。

 

そして、全体の進め方、仕切りの手際がとても秀逸。

初対面の人たちがいきなり話すってなかなか難しいことだと思うんですけど、ちゃんとトークのテーマ、トークの入りの自己紹介の仕方、というところまで用意して下さっているので、話し始めるとすんなりとトークに入れるんですね。

 

私はなぜかこういう場の進行みたいなところがすごく気になってしまうところがあるので、今回は本当に素晴らしいーと思って参加していました。(何を見ているんでしょうか…)

 

 

そしてトークの内容はやはり書けませんが、自分が話したことならギリいいのかな。

一つだけ言うなら、音楽の話で盛り上がりましたよ。とだけ。

本当に普通の会話ですよね。

だけどこういう普通の会話に、引きこもりという人々はどれだけ飢えていることかと思います。

私ももちろんそうです。

家族以外の人とここまで楽しく盛り上がったのは本当に久しぶりです。学生の頃以来かも。

 

引きこもり女子会、と言いながら、会場の雰囲気は本当に明るく、軽いです。

そして皆さん本当に楽しそう。

 

 

全体的に熱気がすごい

テーマトークは20分×3ターン。(筋トレメニューみたい…)

 

これは、正直結構疲れます。

トータルにして約一時間、ですもんね。

 

だいたい4~5人ずつテーブルに分かれて会話するのですが、3回ともメンバー替えがあるので、数えると結構な人数の人と会話していることになりますね。

 

普段、家族意外と話す機会が本当にないので、すごく貴重な経験だと思いました。

 

でも、何より、すっごく楽しかった!

 

 

私は初めてこの女子会を知ったのは確か新聞記事だったような気がするんですが、熱気がすごい、みたいに書かれていたんですよね。

 

いやいや、ひきこもりが熱気ってwと思っていたんですけど。

 

本当に会場は熱気に包まれていました。

 

それってでも、きっと集まった人数が多いというのもあるけど、UX会議のメンバーの方たちの力だなぁと、すごく思いました。

 

真剣さと熱意がすごく伝わるわけですね。

 

仕事でもボランティアでやってるわけでもない、本当に自分の生き様を示すために、そして自分たちと同じような人たちのために、という、私利私欲のない純粋な気持ちと、

 

そしてこれはたぶん参加した人全ての人に言えると思いますが、

皆さん本当に優しい。温かい。

 

きっと皆が繊細なので、人のことを気遣えるし、相手を傷つけないようにと、そうやっている姿勢がすごく見えます。

だからこそきっと疲れてしまうんだろうとは思いますけれど。

 

こんな優しい人たちが社会の中で追いやられて苦しんでいるというのはちょっと納得いかないなぁと、

私はそういう普段社会がどうこう、みたいなことはあんまり考えない人なのですが、ちょっと色々な熱気が伝染して、そんなことを思いました。

 

 

帰り際に更にスタッフの優秀さを知る

全部が終わって、アンケートも書き終わり、でも少しだけモヤモヤしていた私は、スタッフの一人の方に少しだけ相談をしてみました。

何気なく、ちょっとどうしたらいいですかねー、みたいに軽く話してみたのですが。

そうしたら思いがけずすごく真剣に答えてくださって。

しかもその言ってくださった言葉は、そこらのカウンセラーよりもすごく為になるアドバイスで。

わー、さすがだなぁ、本当にこういう悩みをいっぱいくぐり抜けてきているんだなぁと思って感動しました。

 

そしてなぜか終わった後もずっと帰らずにいる参加者さんの多いこと。

一回で友達になれるんでしょうか。それとも常連さんなのかしら。

私はそういうことって全く出来ないので、ちょっと羨ましいなぁとか少しだけ思いながら帰りました。(内心はめっちゃ羨ましい。笑)

 

 

まとめ

規模の大きい本家本元のひきこもり女子会ですが、個人的にはすごくおススメです。

軽いイベント参加、ライブ参加みたいな楽しさがあります。不思議ですね。

 

とはいっても来るまでがハードル高いかな、とは思いますが。

表参道のど真ん中、青山通りという日本で一番ハイソでオシャレな通りをひきこもりに歩かせるって、なんかの罰ゲームかなと参加する前は思ったりしましたが。

そういうハードルを乗り越えても参加する価値はある気がします。たぶんですが。

 

ですが、たぶん、こんなところまで来られない、参加することなんてできない、という人の方が多いかもしれません。(地理的にも…)

私も10年前とか不登校の頃だったら、絶対都内なんか出れなかったし、この記事を見たら悔しくて泣いたかもしれません。

 

そういう意味では、色々な規模の女子会、身近に参加できる居場所が全国各地にあることが理想だよねと、いつもそう思っています。

 

そして今現在こういうひきこもり女子会が盛んなのは、東京でいうと西東京の方ばかりなのです。(ローカルな話題で申し訳ないです)

私は千葉県在住ですが、行きやすいのは東東京の方。

西東京まで行くのは結構遠い。

というわけで、東東京側の方も盛り上がってくれないかなぁと、そんなことを最近思っています。

 

地元の方で何かやれたらいいなぁ…なんてことを、自分でもぽつぽつと考え始めています。

 

 

それでは、長い文章を読んでくださってどうもありがとうございました。

 

 

女子会レポート…の前に、カードリーディング

 


「ひきこもり女子会in表参道」に行く日の朝のことを書いてみたいと思います。

とても個人的な話なので興味のある方だけどうぞ。

 

今日は何のために行くの?

今回は行く前にどうにも気持ちが乗らなくて。(っていうかいつもですが…腰が重い)
週明け月曜日に出かけるというのは自分にとってはキツいです。


もう今回は行かなくていいんじゃない?って声が何度も頭を掠めます。

でも、心の中では行くって決めてるんですよね。

いつもそうなんですけど、こうやって頭と心が分裂します。

 

行こうと思ってるのに、いざ当日になると気分が重い…

なぜか分からないけど電車に乗り遅れたりして。

これが、他に出かける時もそうなら気にならないのですが、どうもひきこもり関連の出かける時だけ起こるような気がしています。

体のどこかが抵抗しているような感じがして、なんか気になっていました。

 

なので、自分のためにカードを引いてみました。

タロットではなくオラクルカードというやつです。
(説明文がスピリチュアル系なので、苦手な方はお帰りくださいね)

 

 

 

1枚目

『THE GREAT GATHERING』

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これは確か「大きな集まり」。

うん。そうですね。それはそう。

今回行くのは表参道の女子会で、だいぶ規模が大きめだと推測されます。

参加者80名まで、と書いてあるということは、80人は入れる会場ということですね。ちょっとビビる。

 

で、カードが言っているのはそれだけじゃない気がします。たぶん。

説明文を読んでみました。

「あなたは地球上にいる魂の仲間たちと、ネットワークで繋がっています。

このカードは、あなたが魂のレベルで似た人たちとつながることを知らせています。

あなたの使命を果たす仕事に協力してくれるグループの一員になりましょう」

 

そうか、たぶん今日出会う人たちは、自分にとって縁の深い人たちなんだな、ということ。
そしてたぶん、自分が所属しているグループ、ということなのかなと。

参加する第一義はそんなところかなと思いました。

 

縁の深い人たちに会いに行くのかー、と思うと、行ってみるか、という気にもなります。

 

 

2枚目

『DANCE WITH LIFE』

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これは「踊るように生きる」。
今の生活に新しい動きを入れてリフレッシュしなさいよ、というようなカードです。
なるほどね。
いい刺激になるのは確かです。
そしてこのブログのネタにもなる。
それはよく分かっています。

 

だけどもう少し。
何かあるでしょ?と思って引いたら、続けざまに出たのが『LEMURIA』『STAR SEED』とやたらスピリチュアルなカード。

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…ん?と思ったのですが、この辺はひとまず飛ばします。

 

 

MIRROR

もう一声!と思って、引いたのが

『MIRROR』のカード。

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あー、これだ。と思いました。

目の前の他人の姿を通して自分を知る、というカードです。

人と関わることは、自分の現状を知ることになります。

目の前の誰かが話すことは、必ず、自分の中に同じように持っているもの、だと思います。

こういう自分の本心を出すような場所では特に。

その相手の話してることに対して思うこと、感じることが、自分に対しての姿勢でもあったりするので。

個人的にすごく思うところがあって、心に刺さりました。

 

 

今日のテーマ

そして、最後に。

今日のテーマは?と思って引いたのが、

『TRANCEFORMATION』

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変容のカード。

深い変容が起きています、というのは表面的な意味ですが、説明文には幼少期のトラウマを癒すためだと書いてあります。

 

私は、自分は引きこもりなのか?みたいな立ち位置でいつも参加しています。

引きこもりと自分をカテゴライズする意味があるのかな?と。


昔はもう正統派ひきこもりです!と言える立場でしたけど(自慢することじゃない)

今はどうなのかなーと思いながら、それでもこういう集まりに参加しているのはなんでだろう?っていつも思いながら参加しています。

けど、まだまだ癒されてないトラウマがあるのかなぁ、と。だから無意識に何度も参加しているのかななんて思いました。

 

 

まとめ

自分では自分のことって本当によく分からないものです。

たまにはこうやってカードを引いてみるのもいいなと思いました。

行く前にモヤモヤが少しスッキリしたので、今回は遅刻することなく行くことが出来ました。

モヤモヤしたまま行くと、なぜか必ず自分の足を引っ張るような現象が起きたりするんですよね。

 

行動の意図を定める、ということはとても大事なことだと言われます。

時々は、行動する理由を考えてみるのもいいかもしれません。

 

…とはいえ、そんなの深く考えていたらますます動けなくなるというドツボにハマることの方が多いので。

必要以上に考えすぎる必要はないとは思っています。

 

気ままに生きるのがいちばんです。

 

 

それでは、読んでくださりありがとうございました。

 

帰って寝込むまでが引きこもり女子会です

 

引きこもり女子会に参加して、とても素晴らしい名言を聞いてきました。

 

 

「帰って次の日寝込むまでが引きこもり女子会です」

 

という名言。

 

 

引きこもり当事者会あるあるだと思います。

 

意を決して当事者会に参加して、すごく楽しかったはずだけれど、その後2,3日必ず寝込む。と。

 

 

…自分だけかと思っていました。笑

 

私も以前参加した後は、本当に見事に寝込んでいました。

生活すらままならなくなるぐらい。

 

楽しいんですよね。

参加している時は。

 

だけど自分でも思っている以上に神経を張り詰めて、エネルギーを使っているんでしょうか。

 

今回参加したら、引きこもり女子会でも、皆さん、そうだと聞きました。

 

なので「家に帰って寝込むまでが引きこもり女子会です!」と主催の方が力強く言っていて

 

心の底から、なるほど、素晴らしい!と思いました。

そこまで想定しておけば、あぁ皆そうなんだ…と安心して寝込んでられます。笑

 

 

こういったイベントで人と関わったあとって、なぜかとても孤独を感じるんですよね。

 

引きこもりの人なら尚更、なのか。

 

楽しかったギャップで、余計に落ち込んでしまったり。

 

誰かの何気ない一言で落ち込んだり。

 

変なこと言ったかな、と考えすぎてしまったり。

 

せっかく行ったのにうまく話せなかった、と嫌になったり。

 

色んな事を考えて、落ち込んで、寝込みます。

 

 

私も当時は、帰ったら一人ぼっちで、一人で抱えるしかなくて。

考えが止まらなくなって。

 

アフターフォローがほしいな、と思ったりもしました。

 

 

 

 

…でもたぶん、皆そうみたいです。

 

それでも、勇気を出したその一歩は、きっとすごいことなのかなーと。

 

普通に考えて、初対面の人たちの中に入っていって話すって、

普通の人でも緊張することだと思います。

 

結構ハードル高いことしてるよな、って思ったりします。

 

それだけ落ち込むぐらい、エネルギーを放出して頑張ったってことなのかとも思います。

 

そうやって自分を褒めて、また勇気を振り絞って、参加していくうちに、少しずつ顔見知りができたりして。

 

そうすると少し行くのが楽しくなったりして。

 

そんな感じで皆、やっていたりするのかなーと思っています。

 

…そんなに簡単にいかないよ!という経験も、自分自身、していますが。笑

まぁそれはそれとして。

 

 

 

「祭りのあと」という感覚にも似ていますかね。

 

楽しいと余計に、後が辛くなる。寂しい。

 

だからお祭りには行かない、という子供が出てくるマンガを昔読んだことがあります。

 

最終的には、その子供は

 

行ったあと寂しいけど、

それを理由に行かないのはもっと寂しい、ということを思って、

やはりお祭りには参加することを決意するんですね。

 

 

 

 

何が言いたかったかというと。

 

大丈夫、一人じゃないよ。

 

ということです。

 

皆同じ。

 

怖くないから、行きたいと思ったら、行ってみよう!ということが

伝わればいいなと思った次第です。

 

 

 

 

引きこもり女子会に参加してみました

 

結構前のことになってしまいますが。

昨年の話です。

 

昨今話題の?「引きこもり女子会」というものに参加してきました。

 

数年前からそういうのが盛り上がっているらしい、というのを確か新聞で読んだのですが、私はちょうどその頃は妊娠出産の時期だったのでずっと参加はできませんでした。

 

少し生活も落ち着いて、外に出たいけれどどうしようか…と考えた時、やっぱり自分がまず行けるのはこういうところだ、と思って。

思い切って参加してみました。

 

(今はコロナ禍で開催もかなり減っていましたが、徐々に復活?してきているようではあります)

 

 

 

参加する当日はでも、本当に緊張しました。

 

何度かこういう集まりは参加しているとはいえ、やっぱり会場に向かうまでの道のりは、何度も恐怖が襲います。

もう帰ろうか、何度もそう思いながら、向かいます。いつもです。

 

こういう場所っていうのは実は、本当の自分をさらけ出す場所、なのかもしれません。

だから怖いんだけど。

 

だけどとても、大事な場所なんだと思います。終わってみると。

 

 

ほんの少しのチャレンジ、そういうことを何度となく経験するということが

「生きている」ということなのかもしれない…。

行きの電車では、そんな大袈裟なことを思ったりしながら向かっていました。

 

 

当日そこで話した内容というのは、ここでは書くことはできませんが。

 

とても穏やかで、和やかな雰囲気でした。

 

そういうのはやはり女性特有の持ち寄る雰囲気というか、空気感なのかなと思います。

 

 

そして不思議ですが、私はこういう集まりに参加すると、なぜか涙が出てくるんですね。

それは帰りの話ですが。

 

疲れと、緊張が解放されたのと、色々な感情が沸き起こるからだとも思いますが。

 

それと同時に、参加した人たちが、すごくいい顔をして帰っていくからなのかな…なんて思ったりもします。

 

ここに来れてよかった、話を聴いてもらえてよかった、そう言って、皆さん帰って行く気がします。

(もちろん、全員というわけではないですが)

 

時には自分がそういう思いで、話しながら泣きそうになっていることもあったり。

 

他の人のそういう姿を見ることがあったり。

 

 

そういう光景を見ると、なぜかいつも、自分が泣きそうになります。

 

他の人のそんな姿を見られる場所って、なかなかないのかな、と思うので。

こういう経験って貴重だな、といつも思います。

 

私はいつもあまり自分の話はできない方なので、だいたい話を聞いてるばかりなのですが。

 

ほんの一瞬でも、その場だけだとしても、

自分でもこうやって人と繋がることが出来るんだ、って実感して。

帰りにはちょっと、涙が出たりしますね。

 

 

たぶんその場にいる人たち皆がそう思うから、余計にそうなのか。

 

変な話かもしれないけど、私だけかもしれないですけど…

引きこもり女子会、ちょっと感動したりします。笑

 

そんな風に思って参加してる人はいないかもしれないですが…。

 

 

 

 

私が鬱で、結構ガチに引きこもりしていた頃は、そういう当事者会というのはだいたい男性が主体でした。

 

話題もやはり、就労、社会復帰の話が中心でした。

あとはお金のことでしょうか。

 

どうやって仕事をするか、あるいは仕事を創っていくか、どうやってお金を稼ぐか、ほとんどがその辺の話に終始するといった印象でした。

 

もちろん、自分もそのことには関心がありましたし、色んな方がいて、色んな考えがあって、とても勉強になったし、毎回いい経験でした。

 

けれど、その中では女性はやっぱりちょっと違うことも話したいよね、みたいな声がちらほら。当時から出ている感じでした。

自分もそれは感じていました。

 

なので、女子だけの女子会ということを聞いた時、それはいいなぁ、とすごく思いました。

 

 

たぶん、女性の話したいことっていうのは、引きこもりでもそうじゃなくても、そんなに変わらないのかもしれないと思います。

 

女性というのは、身近な生活を楽しむ生き物ではないかと思うので。

 

生活全般を楽しみ、そして何より人と繋がって、人と話すこと。

それも、何気ないささいなことを。

 

なので、どう生きるか、みたいな、そういう難しいことよりも

 

誰か、会う人がいる、話せる人がいる、そういう場がある…

それだけで生きていける、みたいな気持ちになれるのかもしれないなぁ、みたいに思いました。

 

そして、女性は何を話すかということよりもまずは、ただ話すこと、ただ人の話を聞くことで癒される人も多いのかななんて感じます。

 

女性は意外と、孤独感が癒されたら楽になっていける人は多いような気もします。

 

 

というわけで、女性だけの繋がれる場、というのはとても大事ではないかと、個人的には思っています。

 

 

また機会があったら参加してみようと思います。

 

 

 

自己紹介

はじめまして。

 

元(現?)引きこもり当事者の、30代の主婦です。

(女子とか言ってますが、女子じゃないというツッコミはどうぞご容赦ください…)

 

 

小・中学校時代の不登校と、

そして大人になってからは鬱で引きこもりと、

人生で二度の引きこもりを経験してきました。

 

今現在は、鬱の頃からなし崩し的に結婚をして、ただの引きこもりがちな主婦になりました。

 

中身としては何も変わらず、家族以外とはほぼ関わりのない、人が怖いままの生活をしています。

 

 

子供の頃から普通に憧れ、ずっと生き辛さの中で生きてきました。

不登校の頃には何の支えも情報もなく、本当に孤立無援の暗闇の中でとても苦しい思いをしましたが

 

大人になってからの二度目の引きこもり期間の時には、ご縁があり、様々な引きこもりの当事者会、イベントなどに少し参加させて頂きました。

その時に、自分と同じように悩んでいる人が沢山いることを知りました。

 

今現在、自分としては鬱状態もかなり改善したものの、おそらく発達障害のグレーゾーンであることなどから、やはり日常生活は上手くこなせないままです。

 

人と関わることもここ何年かはずっとやめていたのですが、最近は「引きこもり女子会」というものがあるということを知り、そういう場だったら参加できるのではないかと考えて少しずつ行動を始めています。

 

 

何よりも行動するのは自分のため、このブログもまずは自分のため、ですが、

 

今まで様々な情報を集めてきたことや、自分の経験が少しでも誰かの役に立ったらいいなと思い、その辺りを綴っていければと、ブログを始めてみました。

 

どうぞよろしくお願いします。